H24発明クラブ「おもしろ科学実験(2)」

2012年10月20日(土) 9:00~11:00

詫間キャンパス第2講義棟第4講義室 H24発明クラブ「おもしろ科学実験(2)」


10月20日(土)午前9時から、詫間キャンパス第2講義棟第4講義室にて、三豊市少年少女発明クラブ「おもしろ科学実験(2)」が開催されました。

この日は、詫間キャンパス化学担当の中村篤博講師と、科学クラブDEXの学生による「色」をテーマにした様々な化学実験を行いました。

はじめにクロマトグラフィーを用いた実験をしました。黒いインクの付いた紙の下方を水に付けて待つと、紙が水を吸い上げながら疎水性や吸着力の異なる色が分離され、黒を作る基となった数色の色が層になって現れました。次に、高分子吸収剤で色付き水を固めたり、塩を使って液体に戻し、その仕組みを知る実験、アンモニアの水溶性を利用した噴水実験、花火に用いられる数種類の物質を燃やして炎の色の違いを観察する実験、蛍光剤を用いて色が発光する現象の観察・・・とたくさんの実験や観察ができました。

実験は、小さな子ども達にもわかり易い内容でスライド解説しながら行われ、実験中は好奇心のままに意見を出し合い、活発だった子ども達が、DEXの学生による解説が始まった途端、静かにスライドを見つめ、“不思議”の理由を積極的に学び、ノートに書き留め、納得している姿が大変印象的でした。実験後、子ども達は目を輝かせながら「おもしろかった」、「よくわかった」など、たくさんの感想を述べてくれました。

 

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黒いインクから少しずつ基となる色が現れました

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DEXの学生によるクロマトグラフィーの説明

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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高分子吸収剤で色水を固めました

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アンモニアの特性がわかる噴水実験

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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楽しそうに観察しています

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物質によって燃やした時の炎の色が違います

 

 

 

 

 

 

 

 

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蛍光剤で色が発光する様子を観察しました。「きれい~!」と歓声があがりました。